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2008年01月26日 (00:21)

そこに潜む”必死さ”もしくは”悪意なようなもの”

フランスにいてこちらが想定外に妙に親しい仲になるのは実は南米出身者だったり台湾出身者だったりするのだす。

彼らの一人一人がぽつんぽつんとつぶやいた言葉には、「ほら、良く出身国を聞かれる時に日本人って割と『日本人です』って誇らしげに言うでしょ?でも、俺たちはそういう風に自信を持って言えないんだよね」とか「日本は戦争で負けても欧米に肩を並べている。台湾はそもそも国として認めてられないんだよね」とかがあって、そう言う視点は無かったので微妙にして新鮮だったわけダス。

彼らから見ると、まだ日本はすばらしい国の一つに見えるようだして(全員が全員そうと認識しているとは言いませぬだが)、その期待を裏切らないよう身を引き締めたいと思ったりもするわけダス。

それはさておき、なんでこんな話をし始めたかと言うと、”出自”みたいなものに起因する”違い”が感じられる際、いろんなコンプレックス的な感情があると思うのだすが、それについて最近、いろんな事がつながり始めている実感があるからなのだす。まだモヤモヤ段階なのだすが書いてみることにしやしょう。


さて、オラは小学校の頃、「お友達と仲良くしているで賞」を度々もらった事があるのだすが、、、
その”お友達”は具体的には高学年に入ると別枠で編成された学級に進む人達の事だして、結果的にはオラは自信を持って彼らを他の生徒と平等に扱っていたのだすが、正直それは純粋な平等理念から来ていたというよりかは彼らに対するある種の恐れとオラの天の邪鬼的性格から来ていたのだす。

彼らは割と自分たちがどう見られているかを常に”観察”していた節がありやんして、結構オラたちがビビるであろう事を平気でやってのける事で、逆に精神的な優位に立っているとオラ的には思えたのだす(周りが「うわー」と騒いでいる時の彼らの目が妙に冷静なのがある意味怖かったのだす)。

で、天の邪鬼なオラはその手のデモンストレーションを真に受けるのがどうも性に合わないわけで、彼らがエキセントリックな事をしてもオラは極めて冷静に対処していたし、正直オラと一緒だと彼らもおとなしかったわけで、先生からしたら「仲良くしたで賞」の対象だったわけダス。

今にして思うと、我ながらそんなに間違った態度ではなかったと思うのだすが、相手からの意見をはっきりと聞いた事は無かったので判断は難しいと思う一方、たまにお花をくれたり、オラが苦手だった給食の牛乳を代わりに飲んでくれてたりしてたのは、それなりに嫌なやつとは思われてなかったとは思うのだす。

まあ記憶は美化されてしまうものダスから何とも言えないだすがね。


さて、海外にいて目を合わさない傾向にある日本人がいる一方、妙に突っかかってくる日本人がいて、どうも”同じ”日本人である事を強調したがるというかそう言う背景には、経歴や学歴に対するやっかみみたいなものとは別に、その人がどうもあまり自分の日本での出自を誇らしげに思ってない辺りから来ているように思える事がありやんして(この言い回しはかなり遠回しな言い方だすが)、

ついでに、どうもこの手の問題は関東圏よりも関西圏に根強い傾向であるようでやんして、(関西出身の人と日常的に接するに至る)学生時代から関西出身の友達に「いやあ世の中には逆差別的行為というのがあるんだよ」というのが、ようやく今にして実感出来て来たというか。

まあ日本にいた時もゼロではなかっただすが、基本的に輪切り社会の同階層でのほほんとしている間は個人的な資質の問題化と思っていたのだすが、要は社会的にそう言う構成がある、と言う認識に至ったのは”ナポリ的社会”がやはり存在し、それは否定出来ないものだと受け入れた事を経たからかもしれませぬ。


オラは彼らの事をよく「弱き人々」と称すことがありやすが、別に弱さ自体を否定したいのではなく(じゃねえと、オラ自身を否定することになってしまうわけで。苦笑)、そこに生じる防衛本能としての行為が”必死な”ものとして映るか、はたまた”悪意があるもの”として映るか、これらは別物か同じものか、はたまた受け手側の感じ方の問題か、云々、、、とグルグル思っているわけだす。

ただ、オラ的には「その手の人とは出来るだけ関わり合いを避けるべし」というのが結論付けられておりやんして、下手に同情したりするとむしろ食われる対象になりかねないというのは間違いないと確信しているわけだす。

そして世間というのは自分のことで必死で、同情はおろか下手すると「やられた方が悪い」とさらに石をぶつけられる羽目になるわけだすし。


さらには少し話の路線が違うのだすが、一部のフランスにいる人種の傾向としてアジア人に対して露骨な態度を取る人達がいるわけだすが(例えば、わざとフランス語の発音が通じない振りをする、とか。後ろの人とかレジのフランス人とかが聞き取って伝えられているのなら、まったく通じないというレベルではないはずなのに)、

どうのその人達の行動というのは上述の日本人と臭いが一緒だったりもするわけダスが、単純に「ああいうのムカつく」で終わらすか、その場で抗議をするか、はたまた何かの対処を出来るならばするのか、どうしたもんだすかねえ?などなどもたまに思うのだす。

で、どういう風に落ち着くかは別として、そういう一連の諸々を含めて世の中を生きていくという事なんだべよねえ。


別に象牙の塔とか白い巨塔とかに生きているわけではねえのだすが、でもまあ比較的緩い世界の中だけで生きて来たのも確かで(で、ナポリは論外として実際フランスにいる限り、まだその緩さというのを甘受出来る社会構造であったりもするので)、でも自分は所詮外国人だったり(@外国)、外様であったり(@日本)する以上、もうちょっとオラ自身が逞しく生きねばならんべと何となく思ったわけダス。

何か一応社会人をやっているはずのものの意見としては10年くれい理解が遅い気もするのだすが(オラが大学院生の頃、いろいろ社会人として羽ばたいていった友達から語られていたことのような気がするべ)、まあそんなオラなわけだす。

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「おら」ことマッドサイエンティストなebizo&その助手ナポリ生まれの猫キアヌ坊(きあぬぼん)は、フランスはパリにてその日暮らしをしているだ。blogの略称は”おらキア”だ。コメントが撥ねられちゃう方はフォームにて連絡下せえ。


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