そんなわけ(が知りたい人は
こちら)で夜7時ごろより始まったBBQだすが、何故か落ち着かない男性が若干2名おり。
肉をほおばりながら、たまに談笑の輪を外れて後ろの方へそそくさと離れていくわけだす。何をしているんダベか??
それは、ちょうどサッカーの試合の日だったのだす。で、フランス男(B)とイタリア男(A)、それぞれ一名ずつが、携帯をちょこちょこ取り出しては、何かぶつぶつ言い合っているのだす。CMよろしく、サッカーの試合速報が携帯に送られて来て、それをいちいち確認しては一喜一憂しているわけなのだす。
まあ無理もありませぬ。ただの試合じゃなかったのだす。フランス対イタリアの国際試合(EURO2008の予選)だったのだす。かのワールド・カップ決勝戦から2ヶ月ぶりの因縁試合だったのだす。A子の送別会なので、それをソッチノケにするほど薄情ではないのだすが、気にならない振りをするほど無視出来る試合でもなかったのだす。
開始早々フランスが点取りが先行したこともあって、フランス人Bはホクホクしながらオラが炭火コンロで焼いたソーセージをフランスパンにはさんでほおばるわけだす(まあホットドッグだすな。フランスのBBQでは定番のようだす)。イタリア人Aは、悔しそうながらもワールド・カップの嬉しさ貯金がまだ残っているので、まあ楽しそうに悔しそうなわけだす。それをフランス人女性達は「まったく、子供みたいだわ」と茶化しているわけだす。で、サッカー好き元少年達は「いいだろ、好きなんだからー」と開き直っているわけだす。
と、まあ、ここに約2名、サッカー好き元少年がいるわけで、こういう人達によってサッカー業界は支えられているわけだすねえ、と思ったわけだす(ちなみに試合はご存知の通り、3-1でフランスが雪辱を晴らしたのだした)。なんか微笑ましいだすよねえ。
ところで、「ジダンを家に招待するつもりがあるからその気になったら連絡をくれればいい」、とマスコミに語ったらしい
マテラッツィ、あんた謝罪とかそう言うのはまるで考えてなくて、如何に自分がいい人に見えるかだけを考えているだしょ?(本当に仲直りしたかったら、FIFAの裁定があった機会に自分のバカンスを数日遅らせてでもその場で面会すべきだったと思うのだす)。百歩譲っても、たぶん相手の感情と言うのを考えない人に違いないべな。
ま、オラはジダンではないので、彼がどう対応するかは知りませぬが、いかにも悪いイタリア人的な言動にゲンナリしているオラだした。イタリア語のソースを当たってないので、訳語のニュアンスにかなり左右されるんダスが(まあ原語で聞いたって分かんないこと多いだすが)、ちょいと”
あるあるあるある、デーデーデーデーデー(ビープ音)、ピンポンピンポンピンポンピンポン♪”的に自己の経験を入れてフィルターをかけると、なんか目に浮かぶんだすよね。無意識的な間抜け/意識的な言い訳チックな言動、のどちらかは分からないだすが、どっちにしても反りが合わないだろう人が出てくるわけだす(当然、反りが合う人もいて、「何だ、
マテラッツィ、いいやつじゃないか」と言う人もいるわけだす)。
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