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2006年10月06日 (15:29)

my impression of a French environment to work for women

隣の研究室のヘッドであるSRさんは40歳にして3児の母であるわけだす。ついでに言えば、ついこの前まで書類上は未婚の母でありやんして(まあこれはフランス特有の、制度上の結婚はしないが同居もして子供もいるという、事実婚だからなのだすが)、でも何を思ったのか40歳にして結婚式を挙げて、建前上は新婚さんなのでもあるわけだす。さらについでに言えば、よくケラケラと笑っており、頭に花飾りを付けて仕事をしてたりする、人でもありやんす(頭に花飾り、はナポリでも見なかっただすな)。


で、そのSRさんが、夜22時ごろ現れて実験のデータ取りを始めたわけだす(初め、隣に怪しい人がうろついているかと思ってビックリしたのだす)。オラも夜22時過ぎまで残っているのは最近稀なので、これが彼女にとっていつもかどうかは知りませぬし、生き物を扱う以上、その生き物の都合に合わせなければいけない場合もあるわけで特別なケースかもしれませぬが、でもまあ3人のお子さんを育てつつ、よく働いているのは本当なわけだす。

こういうのを見ているとだすね、どこぞの国で「女性がよく働く」というのも、「”どこぞの国”人にしては、よく働く」と限定した見方になっていくわけだす。っていうか、比較出来んべ、もはや(科学大国の一つであるフランス直営の研究所で働くエリートさんと、某国某市のぬるま湯の中で”今を生きる”を楽しんでいる人達とを単純に比べられないのは、オラのネガティブ・フィルターをかけてなくとも当然ダベ)。


もっともこれには少しカラクリがありやんして、このフランスの国立研究所で働く人は基本的には、選抜を抜けて残っている人達でありやんして、それなりに優遇されている話はチラリホラリと感じていたのだすが、その一つに保育施設が完備されていることがあげられるのだす。まあ家族の方針とかもありそうだすが、一応、能力の高い女性がそのままキャリアを維持することもある程度は補助されているわけだす。育児への負担が減る分、仕事への情熱を維持出来るのだと思うのだすよね。

一方、オラと同じ研究室のFJさんは近隣の大学から給料が出ているので(彼女だって優秀だと思うのだすが)、自費でベビーシッターさん(ナニー)を雇わなければいけないみたいだす。他の働くお母さん達も当然ベビーシッターさんを雇っているわけだして、「スーパー・ナニー」*というテレビ番組が人気を博すほどその社会的地位は有名なのだす(*スーパー・ナニーさんが、訪問したお宅の”利かん坊”をいかにうまく躾けるか、という番組。らしいだ)。

あんまり日本人の知り合いさんでベビシッターを雇っていると言う話は聞かないところを見ると、日本では一般では無いけれどフランスでは一般なのかもしれませぬ(祖父母が孫の面倒を見ている構図でもなさそうなのだす)。ちなみに、オラの通っているフランス語コースにもナニーさんがいますだ。


まあなんにせよ、働くお母さんが多い気がするのだす。比較の対象はオラの大学の時の同期もしくは先輩の女性方なのだすが、結婚/出産を機に仕事を辞めた人の率がそれなりに高いのを見ていると、または活動を落としている日本の状況を見ていると、3児の母にしてラボのヘッドを張ってられる辺りがフランスの社会の在り方のすごいところかもしれませぬ。AERAとかでも、たまにフランスの働く子持ち女性キャリアが取材されているのだすが、あながち誇張でもない気がして来ましただ。

もっとも、単に彼女が個人的にすごいだけの特殊なケースのかもしれませぬが、、、だって優遇されてたって、やる気がなければ、普通、子供が寝静まった後にラボに来て実験しようとは思わないわけだす。旦那さんも物理系の学者さんで理解があるのも大きいのかもしれませぬがね。


と、オラは社会学の人ではないので中途半端な感じで終わらせておくのだすが、どなたかに真面目に調べてもらって、日本に応用出来るのであれば、いいところを抽出して広めていって欲しいものだす。優秀な女性が働く環境の可能性を考えるのは、格差社会とか、労働目的外国人の増加とか、そういうのとも密接に関わっており、日本の将来性にも役に立つと思うのだす。

コメント

そうなんだ

フランスって子供がいても
働きやすいんだね~。

日本なんてうっかりベビーシッターを
雇っているなんて言ったら白い目で
見られるよね。
保育園だって子供がちょっと具合悪いって
言えばいますぐ帰ってこいって
電話してくるしね。
その前に子供できた時点で
たいていの人は辞めちゃうよね。
辞めなきゃいけない雰囲気のところも多いしね。

それにしても22時にきて仕事を再開するだなんて
すごいなぁ。
気力もそうだけど体力もあるんだろうなぁ。

日本は女性がまだまだ働きにくいのかもしれませんのう

たぶん、これには日々のノルマが日本よりは緩かったりするのもあるのかもしれせぬので、女性の就労問題だけを切り取って論じるのは難しいのだすが、「社会的な目」というのも一つの要因なようだすなあ。ベビーシッターを雇うことが白い目で見られるとは考えてもみませんだした。

体力もある、というのはまさにそうかもしれないだす。

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「おら」ことマッドサイエンティストなebizo&その助手ナポリ生まれの猫キアヌ坊(きあぬぼん)は、フランスはパリにてその日暮らしをしているだ。blogの略称は”おらキア”だ。コメントが撥ねられちゃう方はフォームにて連絡下せえ。


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