--年--月--日 (--:--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2011年03月21日 (00:47)

何故に"専門家"や”学者”の説明を聞いてもすっきりしねえのか?

水における放射線量の記録も行政側で出し始めた今、おらも内部被曝のことを調べてはいるのだすがね、まだ自分で納得出来る答えは持ってねえだ。でも、どうも調べてもすぐにはすんなり分からねえのだす。誰もそれに対して”こうだ”って言えてない気がすんだすよね。


1)そもそも誰にも明確な答えは分からない。
 難しいのはだすね、どういう風に放射能物質が取り込まれるかが結構多様すぎて一定の見解を出しにくいから、っていうのは間違いなくあると思うのだす。

考えても見て下され、背を伸ばしたくて一生懸命牛乳飲む人がいるだしょう。それが効果あったという人もいれば、毎日おなか壊すまで飲んでも効果が無かった人もいるわけだす。牛乳本当に背を伸ばすのに効くんだしょうか??どんだけの量の牛乳を一日に飲めば骨になって伸びてくれるんだすかね?って誰も答え持ってないだすよね。

ストロンチウムの放射性同位体はカルシウムの代替品として骨に残って長期な内部被曝を引き起こすのは間違いないだすが、牛乳から得られるカルシウムがどれくらい骨になってくれるか誰も読めないように、どれくらいのストロンチウムが骨に残留するかもきっと予測は出来ない気がするのだす。

基本的にご飯も水も摂らねばならねえし日本から国民全員が離れるわけにもいかねえわけ以上、あきらめて何かを口にしなければいけないわけだす。たとえ微量の放射線が検出されたとしても(そりゃそうと、ほうれん草の汚染は、ゴミがついて、なのか、水分を吸って植物内に取り込んで、なのかどっちだべか?前者だったら洗えば結構落ちると思うんだすがね)。対処法としては定期的に体中をサーベイして放射能物質を体内に取り込んでないかモニタリングすることだべね。

2)質問者がなんで/何が分からないかが、専門家の方で分かってないことが多い。
 あとだすね、専門家の得てしてありがちな傾向として、「相手が何が分からないかが分からない」って言うのがあるんだすよね。

おら昔、塾で東大の数学科の学生に数学習っていたわけだすが、ある時しつこく質問して、先生もかなり丁寧に教えてくれてたわけだすが、どうも堂々巡りなのだす。と、その先生、「この説明で、どこがいったい分からないのかが分からん」と頭抱えてしまったのだすよ。こっちは実際問題が解けないわけだし、先生にとっては”問題を解く”レベルでないほどに”自明”なわけだして、そういうギャップがあるのだす。

なので、「どうもこの先生的外れな答えを返してくるなあ」と思っても、こっちも辛抱強く自分の理解を伝え疑問点を明確にしていくことを続けないと、堂々巡りなのだす。普段の生活の中ではめんどくさいからうっちゃっておくことが多いだすが、今回の場合いろんなリスクを抱えているわけで、お互いにジリジリっと歩み寄る努力は捨てないで下され。


3)想定外のことについて質問されている。
 答えを有していない意味では1)に似ているようでちょっと違うのだす。”想定外”はこの1週間でしばしば聞かれているわけだすが、そもそも専門家というか、学者というのは、「ある前提の元に」を設定した上での思考を訓練してきた人たちなので、おそらくその想定内の中では優秀なのだす。が、いったんその前提が崩れてしまうと、思考が崩れてしまうんだすよね。

今回の場合、どうして一部の放射線医療関係者の答えがいまいちスッキリしないかと言えば、彼らは「コントロールされた範囲内における放射線が医療として体に及ぼす影響」については詳しい、はずなのだすが、そもそもの放射線源がどれくらいなのか、しかも刻々と変化していく長期予測はあまり立てられないと思うのだす(裏を返せば、100%安全なんていうのは宣言してないわけで、まあきっと問題無いだろう、ってくらいだすよね)。「放射能物質が付着した粉塵の中にどれくらいいたらどれくらいの粉塵を吸ってしまうのか?」って言うのを計算出来る人ってそんなにいないと思うんだすよね。

肺の模型を作って、取り込み実験で確認なら出来るかもしれねえだすが、人はしょっちゅう動いているわけだし、粉塵も刻々と変化しているわけだす。”想定内”にするのが難しいわけだす。

なので、一般的な話としても、学者な人々達に想定外のことを聞くのがそもそも想定外なのだす。そりゃ何か聞かれれば幾つかの可能性に関しては言及するだしょうが、それが正しいか否かというのはまた別の話になってくるわけだす。だから聞いている方は不安になるし、一向に物事の収集がつかない内に、事態は進んでいくわけだす。

これ、うちの飼い猫キアヌぼんが体調ががたがた崩れていった時におら気づいたんだすがね。「これが駄目だから、今度はこうしてみよう」「ふーむ、こっちの方が良いかな?」みたいなステップbyステップ的思考を初期の頃してたわけだすが、そんな悠長に構えている間にキアヌぼんの容態がどんどん悪くなっていくのでもう瞬間瞬間でベストな選択をするようあわてて思考法を変えたのだす。だからって効果があったわけではねえだすが、、、。まあ学者ってそう言うのが悠長さが身に染みちゃっているもんなのだす(他の分野の人と話してても、その傾向を感じることが出来るだすしね)。なんせ何回か繰り返してもっともらしいかどうか判断するものだすしね。これを踏まえると、身の回りで同じ専門外ということであれば、外来救急棟の医者に意見を聞くのが一番良い気がするんだすよね(論理的思考と、ベストを見極める訓練が出来ていそうで。まったくオラの個人的な期待にしかすぎねえだすが)。

 話がずれただすが、なので、解説やっている一部の学者さんたちもベストは尽くしているんだしょうが、全ての分かりうる前提をインプット出来てないので答えられないのだす。超極悪非道な放射線照射動物実験を繰り返してたりするならばまあそう言うデータもあるのかもしんないだすが、幸か不幸か無いのだす。100%完全に不安を拭い去ることが出来ない以上、ベストは尽くした上で、我々が身を以て長期的モニタリングデータを提供するしかないだすよね。健康診断には今後放射線モニタリングを組み込むよう予算も組んでほしいだす(ほんでもって全データを全世界に救済/復興支援のお礼として公開するべきだしょう)。


最後に:専門家/学者の活用法
 そんなクリアな答えを持たない学者や専門家が無用かとまではさすがに言わねえわけで(おらもそれらの端くれとしては、自分で自分の首を絞めようとは思わねえので)。

学者を活用するには、まず1)前提となるべく全てのデータを与える、2)想定外のことにそもそもハッキリしたことを言えないものだと思っておく、3)その場合にはせいぜい可能性について言及するだけになり、明確な回答を得られなくともいらつかない。の3点を覚えておくと良いと思うのだす。学者の能力って大体その程度、くらいに見積もっておけばお互いに無用な期待せずに済むと思うのだすよ。

さらに、それをどう活かすかはプラスアルファとして責任者を組織上の上位に据えるべきなのだす。つまり複数の学者の意見を言わせるだけ言わせてその意見の中からベストだと思うものを責任者(この場合は総理とか行政側の人間)の責任の元で実行する、ということだす。これは少なくとも責任を取る覚悟がある人間が上に立ってもらって達成出来るわけなのだす(現に経済政策なぞはそうやって意思決定がされてんべ。科学政策もされてることはされてっけど、自由であることも学問の発展に必要なことが逆にバランスの取り方を難しくしているかもしれねえだ。いろんな薬害などの訴訟とか見ていると、一概に学者の責任をゼロにするわけにはいかねえだすしね)。


 まあ、こういうのを考えると責任回避に走っている政治家が"政治主導"と唱えたらそれは自己矛盾になると思うわけだすが、それはお題が違うのでまたの機会に(ねえ、菅さん)。内部被曝に関しては分かる範囲で徐々に書くこともあるだしょう。その前に誰かがとりあえずの決定版を作ってくれると思うだすが。

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: ありがとうございます!

まあそんなわけで色々と不安な人が周りにもいると思うだしょうが、できるだけ多くの人が前向きになれるよう善処いたしやしょう。

コメントの投稿

サイト管理者にのみ通知する

トラックバックURL

http://keanubon.blog68.fc2.com/tb.php/755-555347ff
プロフィール

ebizo (ebi)

Author:ebizo (ebi)
「おら」ことマッドサイエンティストなebizo&その助手ナポリ生まれの猫キアヌ坊(きあぬぼん)は、フランスはパリにてその日暮らしをしているだ。blogの略称は”おらキア”だ。コメントが撥ねられちゃう方はフォームにて連絡下せえ。


バナーもあるべよ。

参加イヴェント等

その1:コスモ石油の環境保全事業。6つのカテゴリーからお好きな事業を選べますだ。


その2:ご存知Nyamazonだすよ! Nyamazon
その3:デジカメファイルからアルバムを作るのに便利だべ。
FUJICOLORプリントおとどけ便

カテゴリー
月別アーカイブ
最近のトラックバック
ブロとも申請フォーム

Appendix


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。