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2011年04月30日 (20:51)

えええ!な話(再録)。

(キャッシュから起こしての再アップだすので、リンクが抜けているだ)

復旧作業の続く福島第一原発では、作業員の被ばく量の高さが問題となっています。移動中の被ばくだけでも軽減するため、作業員が「鉛の囲い」の中に入って現場に移動する案が政府内で検討されていることがわかりました。 

2011年4月20日付けTBS news より


つうか、今まで既にそうやっていたのかと思ってただよ。作業している人達の休息環境の悪さも散々指摘されているだすが(例えば、youtubeにアップされていたこれ)、現場での作業環境もさることながら、それをバックアップする班がまともではない気がするのだすが気のせいだすかね。手を抜いているなんてことは当然ないはずだすから、ベストを尽くした上でのこの辺が限界だとしたら、やはりそれも込みで”原発”だべな。

でよ、池田信夫氏がいう「”この程度”ですんだ」の中に(参考サイト)、このような状況で作業している人達の献身的な作業やら、避難している人達の避難生活やら、ひょっとしたら甲状腺癌になって死亡に至らずとも手術の跡と薬と共に一生生きる人生やらが、仮に経済的な数値として換算できたとして(実際問題として、お金で済む話ではないと思うのだすが)、それらを織り込んだ上での「トレードオフ/割り切り」なのだしょうか???

経済的側面から見れば、2011年4月20日放送の関西テレビアンカー内の青山繁晴氏によると、

「フランスのAREVAは放射能汚染水処理を事前の見積もなく始めている」(つまり、後で言い値で請求される。もっとも事故収束が最優先だすので、それ自体は致し方ないだすが)、

「六ヶ所村にもAREVAが参入しているが、当初の見積もり7,600億円は実際には2兆2億円の投資になっている(で、まだ終わってない)」

ということだすが(おらはちっとも知らなかっただ)、当然こういうのも原発にかかるコスト計算に本当に入っていると信じていいいのだすかね?

「自前の原発対策部隊を持つと維持費がかかるから、平常時は持たずに、事故が起きたら頼めばいいや」という判断かもしれんだべが(自衛隊がほぼ同じロジックなわけだすし)、自国民である方が事態が深刻化した時の踏ん張り度が違うと思うんだすが、「そういう事態は起きない(冷笑)」として置くものなのだすかのう?アメリカからだって後から請求書は届けてくるわけだして、それらを数値化したときに本当にコストが見合うんだべか?

どうもだすねえ、「原爆の脅威=ちょっとの材料からとんでもないパワー生み出された」技術を応用したところの核エネルギーという思い込みがおらにはあって、原発の低コスト性をなんとなく無批判に受け入れていたのだすが、よくよく聞いていると、なんか思っていたのと違うのだすよね。

池田信夫氏の「この程度」でかかった費用に関しては、随時組み込んでコスト計算をして欲しいもんだべ(っていうか、正確な数値を出していないうちから、既に「そこまで考えていたら経済的に見合わない(コストに関しては火力発電に負ける)」的な発言があるということは、すでに今までに出ている数値でギリギリの所まで来ているのが、今回事故ってあっという間に収支がひっくり返っているのではないだすかね???(どうも、直近のエントリーに数値を出してきているみてえだべがよ)。


大体が、1) 科学大国で、2) 真面目な国民性が知られており、3)お金もある、ところの日本でこんだけテンテコ舞っているのに、貧しい後進国にこそ原発は必要、って言うロジックも実はよく分からないのだす。事故が必ず起きるのならば、大抵の国は転覆した上に放射能を撒き散らす側に回ると思うのだすが。。”オールジャパン”って言ってこのギリギリな感じだすよ(仮に管さんが首相でなくとも、現在の状況に陥ってしまったとするならば原発に関してはそんなに状況は変わらないだしょう)。普通はそうは考えないんだすかね?変な独裁者が原発に篭って「爆撃するなら、してみろ。俺はここにいる」って挑発したらどうなるんだしょう?考えすぎ??今もって尚自国民に銃を向ける人物の去就に皆ハラハラドキドキものなのに??

まあそれはともかく、「CO2を低く抑えられる」「世界情勢に振り回せられない安定したエネルギー源と成り得る」という原子力発電の利点はまだ分かるとして(これに異論に唱えている人もいるのはまずは置いたとしても)、経済的なコスト計算でトレードオフ出来るか、という事に関しては、もう完全にひっくり返ると思うのだすが、これは推進派、反対派双方が共有して持てる数値---例えば精神的苦痛に対する慰謝料みたいな計算が難しいファクターはとりあえず置いておいて実際に出入りした金額---をまずは明確にして欲しいものだす。

それから「今の生活を維持するためには」とか「社会的成長を維持するためには」原発が必要っていう前提も、何となくおかしくて、みんな既に「そこまで明るくなくても」「そこまでお店が開いてなくても」「そんなに超特急で宅急便が届かなくっても」って世の中のサービスを少し過剰に感じ始めているんではないだすかね??(少なくともおらは感じているだ)。なんか「今の生活を捨てられないだろ?」っていうのは極論すぎやしないだすかね?もうちょっとバランスをとってもいいべ、と思っている気がするんだすが。。。例えば、節電してわびしい感じもする一方、「これくらいの暗さなら別にいいや」とか「もうちょっと明るいといいなあ」とかを調節したら、少なくとも全体的にはエネルギー消費を抑えられるわけだすし、池田氏なんぞは”文明災”って言葉にトラップされたのかもしれませぬだが(参考エントリー)、生き方をちょっと変えてもよぐねえ?と考えること自体はそんなに”大げさな話”ではねえだよ。

大体、どんな事に幸福を感じるのかは違ってもいいわけだすから、「エネルギーバンバン使えるのが唯一の幸せだろ?だから原発必要。Q.E.D」っていう一直線の議論展開は、「いや、原発が引き起こす不安なども加味したら、そこまでエネルギー使わなくても全然構わない」っていう人が出たら破綻するわけで、そこを「いや、なんだかんだ言っても、もう戻れんだろ?だったら、電気を一切使うなよ」とか「その不安は非科学的なものだ」って極論で返されるのも、たぶん他の話題だったら普通は苦笑やら失笑されるはずな気もするのだすが、何故かそれを言う人はかなり強気なのだす。

が、やっぱり議論としてはおかしいだすよ。あんた方のトレードオフの基準はおらの基準と違う、っていうのを認められないのであれば、やはりあんた方のトレードオフの基準を認めなくとも、それはそれとして認められてしかるべきなのだす(一応民主主義国家のもとでは過半数の人がどう思うかになるわけだすが)。それをお互いに認めないことを認めないもんで、道理で平行線を辿るわけだすね。

確かに反原発の人達の根拠やら言論が拙いのも確かなのだすが、それはそんだけ難しい技術やら問題を前にして全員が理解出来るわけでもねえわけだすし、だったら毎日の食事を何も考えずに食べられる方が幸せ、って言うのが愚民と言われようとも大半なのではないだすかね?トレードオフでこの人達も切り捨てるだすかね?あと原発運営に携わるすべてが原発を理解している人で占められない以上、分かっていると自分で思っている人がもっと分からない人達も含めて運用できるよう考えられないのであれば、その時点で既に危ういシステムなわけだすよね(って、皆理解しているのだすかね?多分違うだしょう。東海村のバケツで再臨界を考えれば、推進派からしたら想定外のことが平気で行われちゃうことだってあるわけだす)。ひと度事故になれば、推進してた人が前線で体を張ることがないわけで、切り捨てようにも切り捨てられねえべよ?


原発推進の話の中には、なんか根本的に都合のいいところだけが”前提条件”として設置されていて、もちろんその前提の範囲内ではトレードオフの話も分かるのだすが、結構切り捨てられている中にその前に比較しないと矛盾が生じるロジックになっている、それが少なくとも”現在の原発推進”になってるだよ。トレードオフやら切り捨てるべきものに初めから原発が入らないような議論の展開というのは、本当にそれしか道が残されてないがゆえの議論というよりは、むしろ「それありき」で始めている誘導でしか無いと思うのだすが、そんなに自明なことなんだすかね?原発は必要、という前提は??

原発に限らず、何か1つに頼ってエネルギー問題を解消するっていうのも、困るわけだすよね、普通は?

こういった諸々のことが言われているのに、何か原発論が語られるときはそこら辺が全部すっ飛ばされてから始まっているのだす。特に経済学関連の識者が語るときは。中立を装っている割には、何かバイアスをいつも感じてしまうのはおらの気のせいだすかね?。そこら辺、おらにも分かるように説明して欲しいべよ。推進か反対かの以前の問題として、説明としておかしい、とおらには感じられるっていう話だした。


今回は書きなぐりだすが、こんな感じのことを、その内ちょっとずつ書き直しを加えていこうと思うのだす。

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「おら」ことマッドサイエンティストなebizo&その助手ナポリ生まれの猫キアヌ坊(きあぬぼん)は、フランスはパリにてその日暮らしをしているだ。blogの略称は”おらキア”だ。コメントが撥ねられちゃう方はフォームにて連絡下せえ。


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